*猫を飼っているため、日帰りのお出かけばかりの渥美が、
当館から気軽に足を伸ばせるスポットをお知らせします*
当館近くの世界遺産と言えば、韮山反射炉と富士山です。
皆さんご存知だとは思うのですが富士山は単体で登録された訳でなく
静岡県と山梨県にまたがる25の構成要素がまとめて登録されています。
今回お知らせは、その構成要素の中の2つ。
まずは静岡県富士宮市にある白糸の滝。
ちょっと急な階段を下りて
見えてくるのが白糸のように流れ落ちる幾筋もの滝。
富士山の伏流水が、古い堆積物と新しい堆積物の間を通って
この場所で湧出、滝となっているとのことです。
↑の写真左手の人が集まっている場所では
流れ落ちる水の勢いを感じることができます。
この先、夏場になると、水しぶきがとっても涼やかなはず!
この夏のご旅行にお勧めです。
次のお勧めは、同じく富士宮市の浅間神社です。
荘厳な楼門と立派な拝殿。
そしてこちらは湧玉池(わくたまいけ)。
ここの池の水は、富士山に降った雪が長い年月をかけて
溶岩の間を通り、ここで湧出しています。
その昔は、ここで身を清めてから富士登山をしたそうです。
そうは言っても、当館のある伊豆の国市と富士宮、
遠いんじゃないの?と思うかもしれませんが。
そうでもないんですよ。
★当館から白糸の滝までは1時間ほど
新東名から伊豆縦貫道に入るのがお勧めです。
運転も楽々ですよ。
当館のお湯でくつろいだ後は
白糸の滝と浅間大社でパワーをチャージ♪
これから来る暑い夏を乗り切りましょう!
梅雨が始まり、当館周辺でも田植えの季節がやってきました。
田んぼには、ちびっこの苗がお行儀よく並んでいます。
この田んぼ、伊豆の国市にある「蛭ヶ小島」の近くの風景です。
蛭ヶ小島と言うのは、平治の乱で敗れた源頼朝が伊豆へ配流された際
この辺りに住まわされていた、とされる地です。
本当にここだったかどうかは定かではなく
江戸時代の学者がこの辺なんじゃないの?
てことから、ここを蛭ヶ小島と定めたとのことです。
今は整備され公園になっているのですが、ここには
若き頼朝と妻政子をイメージしたブロンズ像があります。
二人が見つめる先には
富士山がそびえているのですが、この日はあいにく曇り。
雲の影に隠れていました。
頼朝の監視役であった北条時政の娘政子と頼朝が結ばれた地と言うこともあり、二人の熱愛については
ここに詳しいです。
頼朝と政子の熱愛にあやかりたい方は、訪れるといいかもしれませんよ。
そして、こちらは上の画像とは別の日に撮影しました。
富士山の雪はほとんど解けて残りわずか。
この先、晴れて風がない日には
田んぼに映る逆さ富士の姿を見ることができます。
画像の準備はできませんでしたが、
皆様にぜひご覧いただきたい絶景なんですよ。
当館へお越しの方は、お見逃しなく!
そして稲が育って、水面に富士山の姿が映らないようになると
いよいよ梅雨明けです。
夏のご旅行の予約は、ぜひ当館で!
★当館からは10分ほど
赤いピンが当館です。いろいろな経路があるのですが
この行き方が私のお勧め!
富士山に向かって走る感に心躍ります。
水田に映る逆さ富士も、南北に走るまっすぐな道で
見ることができますよ。
★おまけ
当館のネパール出身のスタッフが日本の田植えに驚いていました。
どの辺りに驚いたのかを聞いてみると
「稲がきちんと並んでいる」
なんでも彼の出身地では田植えは水牛を使って行うそう。
そのため、稲がこんなにきちんと並んでいないんだとか。
ちなみに水牛は農作業の他、食用でもあるそうです。
所変われば品変わる、って言葉を思い出しました。
これからお客様をお迎えするというチェックイン前の時間、
ふと、ラウンジを見ると、あら?人影?
えっと違うね、
オランウータン?
か、かわいいじゃないか…
と、言うことで当館ラウンジにオランウータンが登場です。
登場以来数日、余りに意外過ぎて
「なんでオランウータンがいるのか」を
誰も社長に聞けずにいたのですが
このブログを書くにあたって聞いてみたたところ
「ちょっとした遊び心」
とのことでした。
当館にご滞在の皆様、旅の思い出の片隅に
この子たちをぜひ加えてくださいね。
#香湯楼井川のハッシュタグつけて
インスタグラムへのご投稿もお待ちしています♪
★おまけ
それにしても画像2枚目、
オランウータンと源頼政&あやめ御前の掛け軸とのコラボは
斬新な取り合わせですね!
当館のある伊豆の国市は、鎌倉幕府を開いた源頼朝の流刑地だったり、
幕末に大砲を作るため鉄を作っていた反射炉があったり、
願成就院というお寺には運慶作の国宝があったりと
歴史の香り豊かな地でもあります。
そして、それらを周遊するバス、その名も「歴バスのる~ら」。
横から見ると
このバスの名前についてですが
伊豆弁では○○するよね、の意味で終助詞「ら」を使います。
使用例は「行くら?」「買うら?」そして「乗るら?」です。
多分、ですが、それをもじったネーミングではないかと、思います。
ちなみに、この「ら」、ただの質問ではなくて「念押し」な感じです。
「行くら?」と聞いて「行かない」と言われた場合、
「えーーーー!」となってしまいます。
そんな訳で、電車で伊豆の国市を訪れた場合、
この周遊バスに乗るよね!乗って史跡巡りをするよね!!
みたいな気持ちが込められている…気がします。
話がそれました。
この「歴バスのる~ら」は一日300円で乗り放題。
ただ毎日運航しているわけではありません。
上記をしっかり確認してご利用いただけたらと思います。
伊豆長岡駅の乗り場はこちら。
駅を出て左手にある観光協会前がバス停です。
そして、伊豆長岡駅には
似たようなラッピングバスがあるんです。
これだと沼津市内浦方面に行ってしまいますので
お気をつけて♪